絶対観ようと心に決めてからなかなか観に行けなかった「
AVATAR」をようやく鑑賞することができた。
もちろん3D。
3D作品が結構出揃ってきていたにも関わらず一本も観れていなかったので、やっとこさ3Dデビューを果たすことができた。
知らなかったけど、3Dって高いのね。2100円でしかも近所の映画館が3Dに対応していなかったので豊洲まで足を運ぶはめになってしまった。交通費込みで3000円弱…結構な額で…。
3Dメガネは持ち帰ることができて、次回3D対応作品を鑑賞する際に持参すれば割引される。
ただ、3D作品は特別興行料金とのことでその他の割引やポイント無料鑑賞などが一切利かない。ちなみにユナイテッドシネマの場合。

しかし、今回の「
AVATAR」はそれだけ余計に払っても元は十分に取れたと思っている。
いやぁー面白かった!!
3時間近くあったようだが、そんなのを感じさせないすばらしさ。

初めは内心3Dありきの典型的CG依存型SF映画かも…という不安も無くはなかったが、3Dメガネに慣れ、世界観に入り込むにしたがって、すっかり「
AVATAR」の世界に魅了されてしまった。
映像のすばらしさ、この現時点で世界最高峰の技術を注ぎ込んだ息を飲む映像美を拝むだけでも鑑賞する価値は十分にある。
一応3Dでの鑑賞だが、おそらく2Dでも楽しめるだろう。
なにせあの、最初なんだか気持ち悪いと感じた惑星パンドラに生息する種族ナヴィの娘ネイティリにほのかな恋心を抱いてしまうほどなのだから!もう今となってはネイティリが可愛くてしかたない!
それと涙腺が緩くなってる自覚はあったが、全然泣かせどころじゃないぞっ、というような場面でもウルっときてしまうのは、やはり壮麗で完璧に仕上げられた美しい
アバターの世界によるところも大きい。
序盤、舞台がパンドラという惑星なので「ここはこんなところですよ」「ここの動物はこんなんですよ」という説明的エピソードに時間を割くが、タイトルにもなっている、人間がナヴィのクローンを意識と連結してコントロールする「
アバター計画」というロジックが面白く、リアリティとも相まって中盤より俄然面白くなってくる。
あと結果的に悪役となる軍人のおっさんが結構かっこいい。火だるまの輸送船から炎に包まれながらパワードスーツで飛び出すところなんか敵ながら「かっこえええぇ!」と思ってしまった。
若干の突っ込みどころ…例えば主人公が平然と喋っている背後から猛獣が現れても主人公がそれに気付いて振り向くまで全く襲おうとしない典型的な映画的手法だとか、主人公があっさり伝説の戦士になってしまうだとか、ほんのちょっとの引っかかりはあるが、それを補って余りあるメッセージ性のあるシナリオ、キャラの立った登場人物達、完璧を追求した映像技術、整合性のある世界観などでぐいぐいと引き込まれる。
さすがジェームズ・キャメロン!トゥルーライズの頃から信頼してたよ!
実に10年以上の歳月を費やした
アバターの凄さは↓ここでわかると思う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アバター_(映画)やっぱ観に行ってホントよかったなぁ。
これいずれ家でも3Dで観れるようにならないだろうか。
今回で味をしめてしばらく3D映画にはまりそうな予感。
スポンサーサイト