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01/13  Dear Zachary ~親愛なるザカリーへ~ を観る 

先日録画しておいた「松嶋x町山 未公開映画を観るTV」の『親愛なるザカリーへ』をようやく前後編まとめて観ることができた。

しかし…あぁ、…予測はしていたのに…なんだろう、この救いのない重苦しい気持ち。

悲しみ、苛立ち、怒り、そんなやり場の無い感情が溢れてくる。




映画ラストあたりにインタビューに答えていたアンドリューの知人がこう言っていた。

『この出来事以来、神に祈っていない 信仰心が揺らいでいる』




もし神がいるなら、神はカナダ政府のように殺人鬼に手を差し伸べたのだろうか。



誰からも好かれた好人物のアンドリューを身勝手な行動で撃ち殺したイカれた女シャーリー。

そしてなんという運命の悪戯か、シャーリーがアンドリューの子を身籠る…アンドリューの息子であり殺人犯の息子でもあるザカリーちゃん。

アンドリューそっくりのザカリーちゃん。

アンドリューの両親は悪魔の手から孫を救わねばと立ち上がる。



が…





事態は最悪の結末へ。






一番の憎しみの矛先はザカリーちゃんの母親でありながら悪魔のような女シャーリーへ向けねばならないのだが、それにも増してカナダ政府の司法制度のずさんさに非常な苛立ちを感じた。

殺人犯を簡単に釈放、しかも保釈金は精神科医が全額負担。児童福祉局でさえ何の手立ても講じず、裁判も休廷に次ぐ休廷で全く進まず、弁護士、検察、判事全てがシャーリーに対して有利に取り計らうのである。

そもそも殺人犯を町に解き放つこと自体考えられないことだ。



しかしアンドリューの両親は立派だ。

ザカリーちゃんの存在を知ると、殺人犯からアンドリューの息子を守らねばと怒りや憎しみを押し殺し孫のために奔走するのである。

殺人犯シャーリーに物を買い与え、シャーリーと一緒にザカリーと面会し、シャーリー側の要求をのみ、頭がおかしくなりそうな状況を耐え続ける。

すべてザカリーの親権を獲得するためだけに。

ところが殺人犯を擁護するカナダ政府の司法に阻まれる。

そして、その結果の悲劇。

バカも大概にしてほしい。

人間の模範のような人物であるアンドリューを死に追いやった悪魔を擁護して、更に二つ目の無垢な命までも奪われるという最悪の結末。しかも怒りをぶつけようにも、悪魔自身も命を経つという卑劣極まりない行為により絶望的な終焉を迎える。

ただ一つだけ小さな希望の光として、アンドリューの両親の働きかけや映画をきっかけに、ようやくカナダ政府が重い腰を上げ、司法制度改正へ動き出したとのこと。

でも遅過ぎる、あまりにも。



これほどやりきれないことってあるだろうか。

久々に重たい作品を観た。


【追記】

動画をアップ
http://zsf.blog90.fc2.com/blog-entry-181.html


【再追記】
「松嶋×町山 未公開映画を観るテレビ」で公開された作品群がネット配信でいつでも鑑賞できるようになりました。
松嶋×町山 未公開映画祭公式サイト

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[ 2010/01/13 20:44 ] TV | TB(0) | CM(0)
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