--/--  スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

09/14  ここんとこ観た映画をまとめて感想文 

映画を観るとなると1時間半から3時間くらいを割かなくてはならない。

観よう!と気合いを入れないとなかなか踏み出せないものがある。

ある種ノルマのようでもあるが、ノルマと捉えてはいけない。

映画は楽しいものなんだから。好きなんだから。

ということで映画鑑賞強化月間として何本か観たので忘れぬように簡単な感想文を書いておこう。



『月に囚われた男』2009英

監督のダンカン・ジョーンズはデヴィッド・ボウイの息子なんだって!知らんかった…。

劇場公開時から気になっていたので期待値上がった状態で鑑賞。

主演はサム・ロックウェル。

主人公の名も「サム」っていうんです。

ストーリーは、近未来、資源の採掘に月へ出張しているサムの身に奇妙な出来事が起こりだすという話。

まずセットや設定のディテールの細かさ、丁寧さに好感、しっかり作ってあるなぁと。

SF作品はこういうディテールのリアルさとかで良し悪しが決まると言っても過言ではないので、この作り込み具合はかなりいい感じ。

そして登場人物はサム・ロックウェルのみ!

主人公以外、通信画面や遠めの宇宙服での登場はあるものの、実質主人公一人芝居!

こういう映画大好きっす!

展開もSFらしく、考証に基づいて進んでいくので、見ていて心地いい。

率直に面白かった。

決してスケールの大きい大作というわけではないけれど、サクっと観れる良質SFといった感じ。

なによりも、人工知能ロボットのガーティがいい奴!すごくいい奴!!

感動する話ではないけど、ガーティのとった行動で目頭がっ……!

とりあえず期待通りの、観てよかった作品となった。



『7つの贈り物』2008米

ウィル・スミスの感動ドラマ。

主人公トーマスが自分の犯した罪を7つの贈り物で償うというお話。

この作品の不思議なところは、観終わった直後は感動的でいいお話だなぁと思うのに、後で考えれば考えるほどトーマスに共感できなくなってくるというところ。

てっきり自分の罪の被害者へ贈り物をしているのかと思ったら、全然知らない人へ贈ってるんだね。

まぁ償う相手がもうすでにいないということで致し方ないのだけれど…無償の愛ってやつですか。

まさに「身を削って」償っていくわけだけれど、終盤近くまでトーマスが何をやりたいのか、何をやっているのかがわからず、テンポもぼや~んと間延びして進んでいくので、集中して見続けるのが少々ホネだった。

そんな展開で作品自体も2時間以上と、もう少しスッキリさせてもよかったんでは?という長さ。

ウィル・スミスの悲壮感を漂わせた「悲しい笑顔」の演技が頭に残る作品。

や、いい映画なんだけどね。



『パーフェクト・ゲッタウェイ』2009米

ミラ・ジョボビッチ主演のサスペンススリラー。

サスペンススリラーの小品、とはじめに言っちゃおう。

もうこれは予備知識無しで観るべき。

レビューを少し見てからだったので失敗したなぁと後悔。

典型的な犯人探し系スリラーなので頭真っ白状態から観れば楽しめるはず。

とはいえ犯人発覚後もハラハラさせる展開は待っている。

この手の映画は知らない役者さんが演じてるといろいろ勘ぐらない分面白いので、ミラ・ジョボビッチ以外を知らなかったのが吉と出たかもしれない。

サスペンススリラーとしてはそこそこ楽しめたかな。



『イングロリアス・バスターズ』2009米

タランティーノとしては異色の戦争もの。

152分!まぁ長い!

この作品、かなり高評価を受けている…でもなんだか自分には合わなかったようで。

戦争ものがあまり好きではないというのもあるのかも。

戦争ものと言っても正統派の戦争ものとはワケが違うけれど。

どこかで「ブラピがナチスをバリバリ退治する映画」という強いイメージがあったのだろう…全然そういうわけでもないんだよね結局。

ただ、第一章のナチス将校が農夫を会話で追い詰めていくところは見入っていしまった。

この手の作品は感情移入するタイプの作品ではないのだけれど、いまいち登場人物たちに共感できず、結局作品自体に共感できないまま終劇してしまった。

もう一度観返すといろいろ発見はあるのかもしれないが、もう152分を観返しはしないだろう。





これから映画鑑賞にもってこいの『秋』の到来、映画鑑賞強化月間は継続中!


スポンサーサイト
[ 2010/09/14 22:53 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

07/30  インセプションを観る ~自分の中では久々の当たり作品!~ 

好きだわぁ~これ!


1920x1200_00_OneSheet.jpg


「インセプション」、ダークナイトのクリストファー・ノーランとレオナルド・ディカプリオ、渡辺謙がタッグを組んだ近未来SFサスペンスアクションの大作。

去年からディカプリオ・渡辺謙の競演が報じられていた本作、当初から期待値が上がりまくっていただけに、このハードルを上げ過ぎた状態で鑑賞して果たして大丈夫だろうかという不安もよぎったが、そこはやはりクリストファー・ノーラン、こちらの期待に応えてくれましたよ!

お笑いお色気を一切排除した超硬派SFサスペンス。

全編を貫く重厚かつ洗練された映像美。

音楽も重厚な世界観をさらに威圧感のあるものにしていて素晴らしい。

そもそも「意識の中へ入る」というプロット自体が非常に好みの世界だ。

ついこの間観た今敏監督の「パプリカ」と非常に題材は似ている。

昔観たジェニファー・コネリーの「ダークシティ」というSFサスペンスも題材・世界観共に似ている。

ちなみに「ダークシティ」は一人の男の意識(特殊能力)が世界を構築していたという話で個人的に好きな映画だ。

この巧妙なプロットに完全にやられてしまった…秀逸。

今までの意識に潜り込む構造の作品と一線を画する点である「層」の存在。

潜り込んだ夢の中から更に夢へ潜入する。

そして層を増すごとに危険度が増し、戻ってこれなくなると廃人と化してしまう。

深い層へ行くに従って時間の進行も遅くなる。

この時間経過の原理が非常に秀逸かつストーリーが進む上で重要な法則になっていて、各層の時間軸の見せ方などもまばたきを忘れるようなかっこいい演出。

そうこの映画をひとことで言えば「かっこいい」。

観る人によっては「難解」「地味」と思われかねないが、この硬派な作りが実に気持ちよく、好感が持てる。

役者陣も絶妙。

28日後のキリアン・マーフィ、山猫は眠らないのトム・ベレンジャー、スペルやアバターでインパクトを残したディリープ・ラオ、一度見たら絶対に顔を忘れない名脇役のピート・ポスルスウェイト、そしてタンポポの渡辺謙!

渡辺謙の演技も渋い!もうすっかりハリウッド俳優だ。

ちょっと最近のディカプリオはいい作品に恵まれていたとは言い難かったが、これは文句なく彼の代表作になるだろう。

もう2度、3度観直してみたいと思った作品は久しぶりだ。

あえて3D作品にしなかったという英断も見事、なんちゃって3D作品群に物申す!と言っているようで気持ちいい。

本格3D撮影バージョン(タイタンの戦いのようななんちゃって3Dではなく)でも観てみたかった。

監督で作品を選ぶということはあまりしないが、クリストファー・ノーランの作品はこれから非常に気になってしまうだろう。

個人的には映画館まで足を運んでよかったと思える久々のヒット作だった。


[ 2010/07/30 05:07 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

07/26  借り暮らしのアリエッティを鑑賞 ~ジブリの夜明けはまだ遠い~ 

崖の上のポニョから2年。

ジブリ待望の新作「借り暮らしのアリエッティ」を鑑賞してきた。

ジブリの新作ということだけでなく、宮崎駿の手を離れたジブリの新作としても期待は大きい。

監督は米林宏昌。

夜に鑑賞したからかもしれないが日曜にも関わらず入場者は30名程度。

まぁ今の映画館の形態だと満員はないだろうけど。

しかし、ネットでの辛口批評をいくつかみているだけに一抹の不安。

上映時間は94分。


FirefoxScreenSnapz001_20100726173133.jpg


鑑賞してみると94分は短く感じた。

その理由は後述するとして…。

まぁなんといいますか…一言で言ってしまうと「ジブリの夜明けはまだ遠い」。

まだまだ宮崎駿先生はこれから先楽できませんね、といったところか。

序盤から終始モヤモヤしたものが…結局うっすらとした違和感を拭い去れぬままに終劇をむかえた。

脚本が浅い、薄い。

もっと突っ込んで言ってしまうと、陳腐。

単に小人のある日の出来事を切り取った話しでしかなく、考えさせるテーマもこれといってない。

「家に迷い猫がやってきてお手伝いさんに処分されそうになったけど無事逃れて家から出ていきました」っていう話となにも変わらない。

描かれているのも一日か二日の出来事で、舞台も一軒の家のみ。

小人の話だからとはいえ、こじんまりし過ぎ、小規模過ぎ。

終盤、アリエッティと少年が別れるシーン、この時点で、解決したのか?というフワフワした状態なのだかBGMにハープの音色が…「え?ま、まさか…」と思ったのもつかの間、スタッフロール…ここで終わり?!

もう少し話が続くと思っていたので、ブッツリ切られた感じがして上映時間が短く感じてしまった…そういう理由です短く思えたのは。

当たり前に描かれすぎている小人の世界へもなかなか気持ちが入り込めず。

駿監督作品では千と千尋にしてもとくに説明などなくてもどんどんその世界に入り込んでしまうが、今作でははじめからすでに「この借り暮らしてる人たちって一体…」という疑問が頭から消えず、ちっさい人が床下に暮らしてるんですか、あぁそうですか、と好奇心が完結してしまって、世界観の「その先」まで興味をそそられることはなかった。

劇中の演出も駿監督では絶対にしないだろうなぁという演出がそこかしこに垣間見えて気になって仕方なかった。

もちろんこれは「駿監督演出が絶対」ということではなく、新しい才能が生み出す素晴らしい物もあることは確かだが、今作を「駿監督なら」と思い比較しながら観てしまうと、惜しいことに明らかにクオリティの落ちる演出がいくつも見られる。

カラスが部屋へ突っ込んでくる場面然り、お手伝いさんのハルの描き方然り。

キャラの描き方も、悪役をユーモラス且つ善と悪の両面を内包したキャラクターとして表現するのが宮崎流であるのに対し、今作での悪役の位置づけとなるハルは、表情や身振りばかりユーモラスな動きで結局意地の悪いだけのおばさんになってしまっている。

また病の少年の言動も引っかかる。

アリエッティの一族に「君たちは滅び行く運命なんだ」と平気で言ってしまうのだ。

こんなセリフを駿監督は言わせるだろうか?

クレジットには「企画脚本・宮崎駿」と出るが、どうも噂ではほぼ丹羽圭子という方が担当していて駿監督は口は出さなかったらしい。

ゲド戦記同様、若い才能に、後継者に、全てを委ねてみよう、そう思ったのかもしれない。

それを考えると宮崎駿監督はとんでもなく大変だと思う。

とはいえ、もちろん今作に関わった次世代のジブリスタッフたちも「宮崎駿の名を汚してはならない」というとてつもないプレッシャーだっただろう。

今回は今後のジブリへの「寄付」ということで納得することにしよう。

しかしもう後はないぞ、ゲド戦記、アリエッティと、胸をはって駿作品の後継といえる作品は送り出せてない現状、いつまでも宮崎駿監督に負担をかけてもいられない。

真のジブリが宮崎駿監督一世代で終わってしまうのか、ジブリとしては次作が正念場だ。


[ 2010/07/26 18:40 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

02/27  Dear Zachary ~親愛なるザカリーへ~ 

親愛なるザカリーへ」をYoutubeにアップした。

削除されるかもしれないが、上げてみるだけの意義はあると思う。

一人でも多くの人に見てもらいたいから…






【追記】

「松嶋×町山 未公開映画を観るテレビ」で公開された作品群がネット配信でいつでも鑑賞できるようになりました。
松嶋×町山 未公開映画祭公式サイト
[ 2010/02/27 22:26 ] 映画 | TB(0) | CM(4)

01/27  アバター3D鑑賞完了 

絶対観ようと心に決めてからなかなか観に行けなかった「AVATAR」をようやく鑑賞することができた。

もちろん3D。

3D作品が結構出揃ってきていたにも関わらず一本も観れていなかったので、やっとこさ3Dデビューを果たすことができた。

知らなかったけど、3Dって高いのね。2100円でしかも近所の映画館が3Dに対応していなかったので豊洲まで足を運ぶはめになってしまった。交通費込みで3000円弱…結構な額で…。

3Dメガネは持ち帰ることができて、次回3D対応作品を鑑賞する際に持参すれば割引される。

ただ、3D作品は特別興行料金とのことでその他の割引やポイント無料鑑賞などが一切利かない。ちなみにユナイテッドシネマの場合。


20100126-1.jpg


しかし、今回の「AVATAR」はそれだけ余計に払っても元は十分に取れたと思っている。

いやぁー面白かった!!

3時間近くあったようだが、そんなのを感じさせないすばらしさ。


20100126-2.jpg


初めは内心3Dありきの典型的CG依存型SF映画かも…という不安も無くはなかったが、3Dメガネに慣れ、世界観に入り込むにしたがって、すっかり「AVATAR」の世界に魅了されてしまった。

映像のすばらしさ、この現時点で世界最高峰の技術を注ぎ込んだ息を飲む映像美を拝むだけでも鑑賞する価値は十分にある。

一応3Dでの鑑賞だが、おそらく2Dでも楽しめるだろう。

なにせあの、最初なんだか気持ち悪いと感じた惑星パンドラに生息する種族ナヴィの娘ネイティリにほのかな恋心を抱いてしまうほどなのだから!もう今となってはネイティリが可愛くてしかたない!

それと涙腺が緩くなってる自覚はあったが、全然泣かせどころじゃないぞっ、というような場面でもウルっときてしまうのは、やはり壮麗で完璧に仕上げられた美しいアバターの世界によるところも大きい。

序盤、舞台がパンドラという惑星なので「ここはこんなところですよ」「ここの動物はこんなんですよ」という説明的エピソードに時間を割くが、タイトルにもなっている、人間がナヴィのクローンを意識と連結してコントロールする「アバター計画」というロジックが面白く、リアリティとも相まって中盤より俄然面白くなってくる。

あと結果的に悪役となる軍人のおっさんが結構かっこいい。火だるまの輸送船から炎に包まれながらパワードスーツで飛び出すところなんか敵ながら「かっこえええぇ!」と思ってしまった。

若干の突っ込みどころ…例えば主人公が平然と喋っている背後から猛獣が現れても主人公がそれに気付いて振り向くまで全く襲おうとしない典型的な映画的手法だとか、主人公があっさり伝説の戦士になってしまうだとか、ほんのちょっとの引っかかりはあるが、それを補って余りあるメッセージ性のあるシナリオ、キャラの立った登場人物達、完璧を追求した映像技術、整合性のある世界観などでぐいぐいと引き込まれる。

さすがジェームズ・キャメロン!トゥルーライズの頃から信頼してたよ!

実に10年以上の歳月を費やしたアバターの凄さは↓ここでわかると思う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アバター_(映画)

やっぱ観に行ってホントよかったなぁ。

これいずれ家でも3Dで観れるようにならないだろうか。

今回で味をしめてしばらく3D映画にはまりそうな予感。


[ 2010/01/27 00:40 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

10/02  映画「イエスマン」を観た 

ジムキャリー主演のコメディー「イエスマン」を観た。

おもしろかったなー。


20091001.jpg


何の予備知識もなく変な先入観を持たずに観たのでとても楽しめた。

ジムキャリー演じる主人公は日頃から「ノー」としか言わない、否定的でネガティブな生活を送っていたが、ある日を境に「イエス」だけを言うように自分自身に誓約をたてる……

主人公は誓約をたて身の周りに起こる様々な問題に対して「イエス」と答えていくことで、全てのことが好転していくわけである。

まぁここまで上手くいかないにせよ、妙に納得できる。

ちょっと試してみたくなるね。

日頃ネガティブに生きているから、この「イエスマン」を見終わるともう少し物事を肯定してみようと思うようになる。

実際に自分自身で実行してみた人の実体験を基にしているらしいね、これ。

くどすぎない笑いとスカッとするストーリーが実に心地よかった。

主人公の恋人アリソン役の女優さんもキュートだったし。

久々のコメディーだったが、コメディーもいいなぁ。

笑えるサクセスストーリーってのはやっぱり気持ちいいね。

この系統の作品をまた観てみようかな。


[ 2009/10/02 12:18 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

04/30  マックス・ペインを観る 

マックス・ペインを観た。

FirefoxScreenSnapz003_20090430013940.jpg


マックス・ペインは、昔、プレイしてみようかと思っていたゲームだった。

今では少々古いゲームになってしまいましたが。

映画化されたので、どんなもんかと鑑賞。

おお、こういう内容だったか。

予告編でモンスター的なものがチラッと出てくるので、「ええ、また化け物系?」と思っていたら、意外にも骨太の刑事物なのね。

まぁ、全然弾当たんないじゃんとか、どんだけ丈夫なんだよとか、ゲームが原作故のツッコミどころはたくさんあるけど、なんだかんだで最後まで眠くならずに鑑賞できた。

なんといってもマーク・ウォールバーグがハマリ過ぎ。

あの眉間の皺、険しい表情は、マックス・ペインにというか「組織に単身立ち向かっていく、無骨で寡黙だが内に闘志をたぎらせる渋めの主人公」にピッタリ。

他の役者さんは、特に記憶に残らなかったなぁ。あ、プリズンブレイクのスクレが出てたね。

正直ストーリーは普通…って言ったら失礼だけれども、これといって飛び抜けたものがないので、マーク・ウォールバーグのかっこよさを観る映画かなといった感じ。


[ 2009/04/30 01:41 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

04/26  スラムドッグ・ミリオネアを観る 

スラムドッグ・ミリオネアを観た。


FirefoxScreenSnapz002_20090426021057.jpg


やっぱりアカデミー賞受賞という肩書きはハードルが上がっていかん。

感想は、まぁ……おもしろかった。

そして、「こういうのがアカデミー賞受けするんだ」といった感じ。

題材そのままの重苦しさはあまり押し出さず、テンポの良いエンターテイメント作品となっている。

でもアカデミー賞受賞後、そのストーリーに一発で惹かれ、気になってずっと観るのが待ち遠しかった作品だったので、期待値を上げすぎてしまった。

正直、綿密に伏線が張られ、神経を磨り減らすような心理戦を描いたサスペンス作品を期待していただけに、ちょっと世界観に没入できずに、ハリウッド寄りの作品だなぁという客観的な見方になってしまった。

しかし、アカデミー賞受賞だけあってつまらなくはない。

主人公の生い立ちの思い出、警察による取り調べ、クイズショーでの回答と、3つのシーンが上手い具合に絡み合いながらクライマックスへ収束していく作りは、観る側を飽きさせない。

ラストはボリウッドのお決まりパターンになっていた。北野版座頭市な感じ。

でもなぁ…あれが全て主人公による想像を絶するような緻密かつ巧妙な計算の上に成り立っていたら……もっと面白かったんだけどなぁ。

レンタルでふと借りた作品がこれだったら相当に当たりだっただろう。

ハードルは低いに越したことはない。


[ 2009/04/26 02:04 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

02/28  辛口批評~バイオハザード ディジェネレーション~ 

バイオハザード ディジェネレーションを観た。

FirefoxScreenSnapz001_20090228174045.jpg

率直な感想は『やはりゲームのイベントムービーの延長』ということ。

Dead Spaceをやっていたため、
クオリティに関してはあまり高く感じなかった。

Dead Spaceの場合、プレイ中、イベントムービーへの境界が無く、
ゲーム全体が一本の映画のような印象を受ける作りになっていた。

なので、あえてバイオハザードのイベントムービーを
1時間半も観る必要は無いと思った。

ゲームのプレイ画面をイメージしたコンセプトなのかもしれないが、
映画」というには少々チープ。
この作品を見て改めてCGと実写の壁の高さを感じる。
国産だからという点を差し引いても実写にはまだまだ追いつけそうにない。

かつて150億が吹っ飛んだ映画版『ファイナルファンタジー』から7年、
シリアスかつ人間が主役という同様のアプローチで作られた今作に、
これといった技術的進歩、目新しさは感じられない。

この手の作品でおそらく一番悩ましいであろう点は、
製作期間中でも技術はめまぐるしく進化するという問題ではなかろうか。

2008年夏に発表されていたので製作期間も短すぎる。
ここら辺も詰めが甘い原因の一つか。

新作バイオハザード5の発売にぶつけるためには致し方ないのかもしれないが、
バイオハザード5のプレイ画面のほうが質は高い。

さすがにバイオハザード ディジェネレーションのCGクオリティでは
劇場用では少々つらい。

作品内容の矛盾点(辻褄の合わなさ)も若干ある。
実写映画にもいえることだが世界観がシリアスなほど
突拍子もない展開になると観る側の気持ちは離れていく。

リアリティを取るのかアニメ的表現を取るのか、
狭間で揺れている、どっち着かずの印象は拭いきれない。

まぁ冷静に考えればバイオハザード5のプロモーションということか。

もう少し突っ込んで言うと、
新作ゲームのための販売戦略の一つに過ぎないという印象を強く感じる。

まんまと販売戦略に乗せられたかな。


[ 2009/02/28 17:40 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

02/15  第三の革命 

「2009年は映画界に第三の革命が起きる」

ドリームワークス・アニメーションSKGの
最高経営責任者が述べた言葉だが、
何かワクワクする言葉だ。

無声から有声、モノクロからカラー、
そして第三の革命「2Dから3D」。

初めて3D映像を体験したのは
子供の頃に見たディズニーランドアトラクション
「キャプテンEO」だ。

あの初体験は衝撃的だった。
迫る隕石、スペースシップの飛び散る破片、
周りの子供たちも3D用メガネの前へ手を出して
歓声を上げて見入っていた。

あれから20年。
3Dというジャンルが発展の一途を辿るかと思いきや、
映画業界は特に力を注ぐ様子も無く、
技術的進歩もほとんど無かった。
細々と若年層(特に子供)向け映画として放映していたくらいである。

やはり3D映画となるとアトラクション色が強く、
おそらく一部では
「映画というものはそんな小手先の技術に頼ってはいけない」
という考え方があったのかもしれない。

しかし、CG全盛の時代に入り、
映画とアトラクション、映画館とアミューズメント施設の境界が
薄れつつある。

更に、無断複製問題やホームシアターの普及など、
諸々の問題を払拭するには「3D」はもってこいだ。

そしてここへきての3D再評価。
なにより大人向け作品の制作が続々と発表されているのが
「第三の革命」を予感させる。

ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」も3D作品となるので要注目。
ヒットメーカーの大御所が3Dという未踏の領域に本腰を入れるわけだから
見逃したらバチが当たる。

3Dでのホラー作品がいくつか公開されるようなので
映画館での「3D映画デビュー」をホラーで飾ってみようかな。

2009年、3D快進撃となるか。


[ 2009/02/15 11:35 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

zsf

Author:zsf
果たして生き残れるのか

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
Books
amazonキーワード検索
google ad
無印良品ネットストア


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。